神棚・神具・神徒壇について
神具・神棚・神徒壇
私たちの家庭には、古くから神棚をまつっていますが、この神棚は各地域におまつりされている神社を小さくして、
それぞれの家庭でおまつりされていると考えてください。
一日の生活を通じて神の御心に離れないようにお努めをすることで、豊かな心がつくられるでしょう。
伊勢神宮・熱田神宮をはじめ、氏神さまの御神札を神棚におまつりし、日々の生活を感謝することが大切です。
神棚の安置場所
神棚は一家の精神的中心になる神聖なところです。
清浄で静かな高いところに南または東向きにおまつりします。
御神札のおさめ方
中央に伊勢神宮(天照皇大神宮)、向かって右に氏神様、左に崇敬する神社の御神札をおまつりします。
神棚の取替え時期
一般的には5年、10年、15年ぐらいを目安に取り替えます。
新しくするときは、古い神棚より少し大きめのものにするか、良い造りのものにする方が良いとされています。
古い神棚・御神札は近くの神社に持参して焼納してもらいましょう。
新しくまつる時期
神棚を新しくおまつりする時期としては、一般的には年末に設置して年初に御神札を受けてまつります。家を新築した時、子供さんが成人された時、厄年の時、結婚したときなどに新しくすることもあります。
お参りの作法
手や口を清め、衣服を正し、姿勢を正しくします。
神前で二拝、二拍子、一拝をします。
お供え物
以下のものを毎朝お供えします。
①お米
②お水
③お塩
毎月1日、15日または、お祭りのとき、
お酒や初物をお供えします。
榊は枯れないうちに取替え、
神棚はたえず清浄にしてください。
神具は御神札、榊立1対、平子1対、水玉1個、
皿2枚、ローソク立1対、神鏡1個というように
おまつりします。
神徒壇
神徒壇とは神道の方がご先祖さまをおまつりするのに使用する社のことです。
亡くなった方は依り代となる御霊代に移され神徒壇に納められます。
御霊代とは仏教でいう位牌にあたります。
神棚と神徒壇は全く別のもので、神棚には神様をまつり、神徒壇にはご先祖さまの霊をおまつりします。
御霊代、榊立1対、平子1対、水玉1個、皿2枚、ローソク立1対、神鏡1個というように神具を設置します。
最近では家具調タイプのすっきりとしたデザインの神徒壇もございます。
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